2019年入社 営業本部 タマパール営業部 営業課
入社してから知った石灰の奥深さ
2019年に新卒入社し、現在は営業部で、製紙メーカーやゴムメーカーへの営業を担当しています。
青梅市出身なので、もともと奥多摩工業の名前は知っていました。また大学時代は農業経済を学び、実習で石灰を使っていたこともあり、その用途についての知識もある程度ありました。でも私が知っていたのはその一部だったことが、入社してわかりました。石灰という素材が、こんなにも身近に多く使われているとは…。先輩について仕事を覚える間は、その奥深さと可能性の広がりにいつもワクワクしました。
入社してから2年間は、コロナの影響で本来の営業活動ができませんでした。しかしその期間を利用して、会社や業界の現状把握ができたり、営業の方向性や戦略を自分の中に落とし込めたりと、これも有益な時間だったと前向きに捉えています。わからないことは先輩に聞いて解決し、反対に自分の提案を上司に聞いてもらうことで、少しずつ自分の役割や目標が定まってきた気がしています。
新しい分野への開拓を目指して
この仕事の面白さは、扱っている石灰という商材の応用範囲が広いことにあります。
お客様から「こんなことはできないだろうか?」とご要望を受け、それに対して研究所や生産のスタッフと協力して提案をまとめるのですが、その過程で自分たちでも想定していなかった素材の組み合わせや化学的な手法に行き着くことがあります。
石灰という天然資源と真剣に向かい合い、新しい発見と出会い、それがお客様のご要望に応えるソリューションとなったとき、大きな達成感を得ることができます。
このように営業の仕事では、社内の他部署と協力して取り組むことも多く、チームで課題を解決するテクニックや、自分の調整能力、事務能力を高めることができます。
社内に明るい性格の人が多く、尊敬できる人ばかりなので、そんな連携もしやすいのがこの会社の良い点だと思っています。
これからさらに成長していくために、自分が今担当している業界以外にも目を向けて、販路を拡大していくことが目標です。特に環境分野での石灰石の活用は、これから益々注目される分野であり、可能性は無限に広がっていると思います。仲間と協力して、新たな発見と提案を作り出していければいいですね。